第25話「さらばミッチー」
イントロダクション
これは、ケータが活躍した世界から、30年後の物語―
ケータの息子・ケースケは、幽霊やUFO、ましてや妖怪の類は信じないタイプ。
しかし、ひょんなことから姉のナツメ、トウマ、アキノリが結成した「妖怪探偵団」と共に、世にも不思議な怪奇事件へ巻き込まれることに…
街の至る所で起きる不可思議現象は、今も昔も妖怪の仕業だった!?
新たに“シャドウサイド”と“ライトサイド”の姿を手に入れた妖怪たちが、
妖怪探偵団の前に立ちふさがる!
そして、忍び寄る怪しい影の正体とは…
妖怪ウォッチ新章、ここに開幕!
あらすじ
今日もナイトとして、ナツメを追いかけ回すミッチー。しかし、友達と楽しくショッピングをするナツメに対し、空回りなことばかりをして、ナツメをうんざりさせていた。
ショッピングの帰り、ナツメは何者かにさらわれてしまう。ナツメの悲鳴を聞きつけ、ミッチーが現場にかけつけるがすでにナツメの姿はなく、代わりに「大事な女を返してほしくば、町はずれの廃工場へ来い」という、ミッチー宛の脅迫状が! みんなが止めるなか、ミッチーはいてもたってもいられず、ナツメを助けにひとりで指定の場所へと行ってしまう。果たして、ミッチーはナツメを取り戻すことができるのか!?
キャスト
ケースケ:戸松 遥
ナツメ:悠木 碧
トウマ:長谷川芳明
アキノリ:田村睦心
ウィスパー:関 智一
ジバニャン:黒田崇矢
ミッチー:小野坂昌也
ハルヤ:遊佐浩二
スタッフ
クリエイティブプロデューサー/企画・シナリオ原案:日野晃博
原作:レベルファイブ
連載:月刊コロコロコミック
監督:北條史也
シリーズ構成:加藤陽一
妖怪&キャラクターデザイン原案:長野拓造・田中美穂
キャラクターデザイン:山田俊也
音楽:西郷憲一郎
音響監督:はたしょう二
アニメーション制作:オー・エル・エム
第26話「悪魔の丸呑みトイレ」
あらすじ
ケースケのクラスメイト、マナミの愛犬・テリーが散歩中、公園の公衆トイレでいなくなってしまったらしい。このことを探偵団事務所でケースケが話すと、やはり、みんなそろってこれは怪奇案件だと言う。というのも、最近「悪魔の丸飲みトイレ」と呼ばれる怪奇案件が多発しているからだ。トイレの一番奥の個室から苦しそうな声が聞こえてきて、気になって近づいてみると、ドアがひとりでに開き、化けものが飛び出してきてトイレの中に引きずり込まれるらしい…。テリー探しを手伝う約束をしてしたケースケと一緒に、公園に向かったナツメたち。すると、公衆トイレの前で妖魔レーダーが反応する。
第27話「さまよえるコマじろう」
あらすじ
コマさんはもともと、アキノリの家の神社で飼われていた、信繁という犬だった。倒れてきた狛犬の下敷きとなってしまい、妖怪となったのだ。そのとき下敷きになったのはコマさんだけでなく、弟の“コマじろう”も一緒だったらしいが、コマさんが妖怪になった時、コマじろうの姿はなかったという。しかし、おばばとアキノリたちがコマさんとコマじろうのお墓へお参りに行くと、なんと、コマじろうの墓のうしろに穴が空いていた! トウマが幻魔・義経を召喚し、コマじろうを探してみると、どうやら池のまわりにいることが判明。そしてついに、草むらからコマじろうが現れるが、その姿は…!?
第28話「呪いのAIアシスタント」
あらすじ
「セバス」は、呼びかけるとさまざまな生活のサポートをしてくれるスマホのAIアシスタント。だが、セバスには「セバスさん」という別の顔があり、お願いをしたら恐ろしいことになった、という書き込みが「うすらぬら」に寄せられていた。そんな中で、銀行強盗逮捕のニュースが流れる。「セバスさんに大金を掴みたいとお願いしたら、体が勝手に動いた」という犯人の供述を聞いたナツメたちは、妖怪の仕業ではないかと疑う。さっそく調査を開始すると、なんとタンクがセバスさんを呼び出し、「ケースケとコージと3人で空を飛びたい」とお願いしてしまったことが判明! 現れたセバスさんの力で、ケースケたちの足は勝手に走り出してしまい…!?
第29話「悲劇のブラッディクローバー」
あらすじ
マナミの友人が入院していると聞き、四葉のクローバー探しを手伝っていたケースケ。しかし、アキノリによると、最近「うすらぬら」に「悲劇のブラッディクローバー」という書き込みが増えているのだという。血のように赤い四葉のクローバーあり、それに触ると死ぬまで不幸になってしまうらしい。ケースケたちはマナミを探し、注意するように伝えるが、マナミのその手にはすでに赤い四葉のクローバーが! ナツメとアヤメが慌ててマナミからクローバーを奪うと、ふたりの手に赤い四葉マークが浮かび上がってしまう。呪われてしまったふたりに、次々と不幸が襲いかかってくるが……!?
第30話「アヤメ、散る」
あらすじ
アキノリが撮影したアヤメの写真が、フォトコンテストで大賞を受賞! ナツメたちの気づかいもあり、アキノリはなんと、アヤメとふたりきりで写真を見るために出かけることになった。デートだと浮かれるアキノリを見守るため、ナツメたちはこっそりと、ふたりの後をつけていく。展望台でいい雰囲気になり、まるで本当の恋人同士かのように見えるアキノリとアヤメ。そして、アキノリはついに告白を決意する! しかし、アキノリがその場を少し離れているうちに、アヤメはどこかへ行ってしまう。 アキノリはアヤメを探しに行くが、そのとき、妖魔レーダーが強力な妖気を感知する。
第31話「激闘!朱雀VS玄武」
あらすじ
「海をも断ち割る」と言われている妖聖剣、「ゲンブ法典斧」。女郎蜘蛛の糸を断ち斬ることができるであろう、そのゲンブ法典斧を手に入れるため、アキノリたちは妖魔界にある宝剣殿へと向かう。幻獣・朱雀の導きで宝剣殿を目指し、妖魔界に通じる湖を渡ろうとしたそのとき、不気味な双子の少年が現れた。ふたりは「ゲンブ法典斧を手に入れたければ、何が起きても声を出さずに湖を渡れ」と言う。アキノリたちは無事に宝剣殿にたどり着き、ゲンブ法典斧を手に入れることができるのか!?
第32話「命を喰らう女郎蜘蛛」
あらすじ
無事に妖魔界から戻ってきたアキノリたち。しかし、そんな彼らを待ち受けていたのは、巨大化した女郎蜘蛛だった! アキノリたちが妖魔界へ行っている間にも、女郎蜘蛛は人々の魂を喰らい、力を吸収しつづけていた。元町タワーは蜘蛛の糸で繭状に覆われ、その最上部には女郎蜘蛛が君臨していた。「剣武魔神・玄武」を憑依させたトウマは、ゲンブ法典斧を構え、女郎蜘蛛と対峙する。フルパワーの「剣武魔神・玄武」によるゲンブ法典斧の一撃で、強固な女郎蜘蛛の繭を見事切り裂き、タワー内部への道が開けた! アヤメを救うため、タワーに侵入して、女郎蜘蛛討伐に向かう一行だが…!?
第33話「慌てん坊のサタンクロース」
あらすじ
日常を取り戻したナツメたちがいつものように「うすらぬら」を開いてみると、新しい投稿が寄せられていた。それは、「真夜中のサタンクロース」についての書き込みだ。サンタクロースならぬ「サタンクロース」は12月前から子どもが住む家に現れ、そのプレゼントを手にした子どもには、とんでもなく恐ろしいことが起こるらしい。ナツメとトウマ、ケースケは、さっそくサタンクロースの調査を開始! 書き込み主の少女・ゆみの話を聞き、トウマは被害者のある共通点に気づく。一方、女郎蜘蛛の一件で、伝説の霊媒師の子孫であることを知ったアヤメは、いつ狙われても対処できるように自分を鍛えたい言い、おばばとアキノリと共に修行を開始する。
第34話「妖怪だけの妖怪探偵団」
あらすじ
ある日、ミッチーとコマじろうは、「どちらが先輩か」問題で揉めていた。妖怪探偵団に先に入った自分が先輩だと主張するミッチーと、アキノリの家の神社にずっと昔からいた自分が先輩だと主張するコマじろう…。そんなふたりを見かねてウィスパーが、「怪奇案件を先に解決したほうを先輩にしては?」と提案する。そこでミッチーとコマじろうは、最近急激に投稿が増えている怪奇案件「ニタニタさん」の解決で勝負をすることに。書き込みによると「ニタニタさん」は、街角から急に飛び出してきて、人を驚かせるそう。さらに、ニタニタ…と笑う顔が本当に恐ろしいのだとか。ミッチーとコマじろうはそれぞれのやり方で調査を進めていくが…探偵勝負を制して先輩の座をつかむのはどっち?
第35話「すすり泣くバレエシューズ」
あらすじ
「うすらぬら」に、「すすり泣くバレエシューズ」の書き込みが寄せられた。そのバレエシューズを履くと、体が勝手に踊り出し、自分では止められなくなるらしい。さらにはだんだんシューズが濡れてきて、すすり泣く声が聞こえてくるという…。妖怪の仕業を疑ったナツメたちは、さっそく調査を開始。書き込み主に話を聞いてみると、そのバレエシューズは見知らぬ女性から渡されたもので、履いた途端に体が勝手に踊り始めたそうだ。また、道に飛び出しそうになったところ、間一髪でシューズが脱げたのだが、不思議なぬれ方をしていたらしい。探偵団は、一度事務所に戻って話し合うことに。すると“イカリン”が現れ、「海岸でずっと泣いている妖怪がいるから、助けてあげてほしい」と言う。
第36話「シャドウサイドクリスマス」
あらすじ
妖怪探偵団の結成1周年記念を兼ねたクリスマスパーティーをサプライズで開催しようと、アキノリはひとり準備を進めていた。さりげなくみんなを誘おうとするアキノリだったが、なんと全員に断られてしまう。気を取り直してアキノリが「うすらぬら」を開いてみると、“人吊りモミの木”にまつわる投稿を発見。さっそく書き込み主に話を聞きに行ってみることにする。彼によると、場所は駅前のクリスマスイルミネーション。弟と一緒にツリーを見ていると、突然ツリーから子どもの顔をした飾りが落ちてきて、弟をツリーの中に引きずり込んでしまったという。さらに、そのツリーからは不気味な歌が聞こえたらしい…。正体を突き止めるため、アキノリはひとりで駅前に行ってみるが……!?